光岳、茶臼岳、上河内岳

光岳、茶臼岳、上河内岳
2024年7月15-18日

参加者 1名
■コース
7月15日(月) 芝沢ゲート11:30-易老渡13:00-面平レンタルキャンプ場15:30 テント泊
7月16日(火) 面平レンタルキャンプ場5:10-易老岳8:30-光岳小屋11:00
-山頂往復12:00 光岳小屋泊
7月17日(水) 光岳小屋4:45-易老岳8:00-茶臼岳10:30-茶臼岳小屋 茶臼岳小屋泊
7月18日(木) 茶臼岳小屋4:45-茶臼岳-上河内岳6:15-茶臼岳-希望峰9:00-仁田岳往復9:45-易老岳11:00-易老渡13:30-芝沢ゲート 15:00
日帰り登山の経験しかなかった私にとって、3泊4日の南アルプス縦走登山は正に冒険そのもの。あれもこれもと持ち物が増え、水まで入れると20キロくらいの荷物を背負って易老渡からの急登に挑みました。案の定、面平レンタルキャンプ場につく頃には完全にくたばってしまいました。頭の中は先行きの心配と、鬱蒼とした森の中たった一人で野営をする不安とで全然寝付けません。ラジオ深夜便を聞きながらなんとなく朝を迎えました。重い荷物の中から分厚いセーターや、文庫本、ウイスキーのスキットル缶などをテントの中にデポして、帰りに回収することにしました。
 2日目は朝から雨。カッパを着ても中は汗でびっしょり、靴もぐっしょり試練の連続です。おまけに光岳山頂付近で熊に遭遇。でも、夕飯の真っ白いご飯と豚汁が冷えた身と心をほぐしてくれました。
 3日目。北海道から来たという同宿の青年は、畑薙14時半のバス最終便に間に合いたいといって3時に出発。同じく僕と同じくらいな年配の東京の人も、夜銀座で飲み会があるからと雨に濡れて壊れたスマホのことを嘆きながら飛び出していきました。皆無事帰れたでしょうか。
今日は茶臼岳、上河内岳への縦走を予定していますが、雨と霧、おまけに茶臼岳では強い風が吹き、何も見えません。上河内岳をあきらめ早々と茶臼小屋に転がり込みました。午後は小屋にあった岩崎元郎さんの本を読んで過ごしました。日本百名山に登った数を自慢するようなことはよくないと書かれていて、ちょっと反省しました。
 4日目。やっと朝から晴れたので、昨日パスした上河内岳を目指しました。上河内岳はすっくりと格好よくそびえ立ついい山です。僕にとって2800メートル超の山は富士山以来です。
北の方に聖岳や赤石岳が連なり、来年はおいでと誘ってくれているようでした。茶臼岳から見る富士山も実に美しかった。下の方には畑薙湖と井川湖がエメラルドグリーンの水をたたえて光っているのも見え、いつまでもここにいたいと心底思いました。
上河内岳光岳、茶臼岳、上河内岳上河内岳その2光岳、茶臼岳、上河内岳光岳光岳、茶臼岳、上河内岳茶臼岳光岳、茶臼岳、上河内岳茶臼小屋の朝焼け光岳、茶臼岳、上河内岳上河内岳光岳、茶臼岳、上河内岳上河内岳頂
光岳、茶臼岳、上河内岳

再びの茶臼岳光岳、茶臼岳、上河内岳
コース・文・写真(KASさん)提供 投稿【SHC広報K】












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2024年07月21日 Posted by島田ハイキングⅢ at 14:29 │Comments(1)グループ山行

この記事へのコメント
南アルプス初山行、無事に縦走されて何よりでした。
光岳山頂で熊に遭遇とのこと、南アルプス南部の沢筋で見かけたことはありますが、2500m以上の稜線にも顔を出すとは驚きです。KASさんは、どう対応されたのですか?
里から高山の頂上まで最近の熊さんは神出鬼没で要注意ですね。
Posted by たこぼ at 2024年07月21日 15:37
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