赤石岳
赤石岳
2023年8月19-22日
2023年8月19-22日
参加者 4名
■コース
8/19(土)
島田(14:20)=白樺荘(16:35)
8/20(日)
白樺荘(6:50)=畑薙(7:00-7:15)=椹島(8:35-8:45)…(10:30-11:00)…下の林道(11:20-11:25)…樺段下(11:50-12:10)…ボッカ返し下(14:07)…赤石小屋(15:30 泊)
8/21(月)
赤石小屋(6:45)…富士見平(7:40-7:58)…北沢水場下(9:18-9:30)…ロスタイム約20分…稜線(11:03-11:10)…赤石岳(11:40-12:30)…稜線分岐(12:50)…水場(13:30-13:40)…富士見平(15:00-15:10)…赤石小屋(15:50)
8/22(火)
赤石小屋(7:25)…ボッカ返し下8:15-8:22)…赤石小屋まで3/5標識(9:10-9:25)…下の林道(10:07-10:15)…椹島(11:30-13:00)=畑薙(14:00-14:10)=白樺荘=島田(1800)
今夏赤石小屋にバイトで入っているMさんを表敬訪問しようと赤石岳を計画した。赤石岳は30数年ぶり、登れるだろうかと心配だが、登れる!と自分に言い聞かせる。初日の宿泊地白樺荘に向かう途中雷雨となる。雷3日という。鳴らないでと祈るしかない。大倉尾根を登りだすと汗が噴き出す。ボッカ返しの途中で祈りも通ぜず雷が鳴りだし、小雨も降り出したが直に治まり、頑張ったご褒美に虹が見られた。2日目はMさんも休みを取って一緒に赤石に登ることに。富士見平を過ぎ、北沢が近づくと花が多くなる。夏の花と秋の花の共演です。花を見ながら進み、水場の上に出たところで単独行者のアクシデントに遭遇。20分程ロスをするが、順調に進んで赤石岳の標識と三角点に挨拶をする。避難小屋の下に6羽の親子の雷鳥も現れていてくれラッキーだ。昼食を摂っているとまたも雷が鳴りだした。急いで稜線から離れ、樹林帯まで頑張るが少し鳴っただけで治まってくれた。小屋に戻り、祝杯を上げた。最終日はまったりと朝食後のコーヒータイム。しかもケーキ付の贅沢な時間を過ごした。下りは休暇のMさんを含めてのんびり下る。椹島に降り立ち、無事完登を祝った。遭遇したくない雷もあったが、久しぶりの赤石岳を堪能でき、幸せな夏山でした。(OSH)
久々の南アルプス南部への山行となりました。椹島から赤石小屋までは、展望のない深い森の山道を登ります。歩荷返しと刻まれた道標を見上げ、汗まみれで、苦しい息づかいの山歩きが続きます。若干泣き出した空模様の下、赤石小屋到着。出会うはずの赤石岳の眺望も明日までお預け。小さな山小屋も、シニアの団体客で一杯の様子。今回は赤石小屋連泊で、ゆったりと山小屋滞在を愉しむことができました。特に3日目、朝食後のケーキ付きコーピータイムは、至福の時でした。宿泊客が出払った食堂で、窓一杯に広がる赤石岳を眺めつつ、あの山頂に立てた満足感を噛みしめたことは、優雅という言葉以外何物でもありません。
赤石小屋の思い出は、椹島へ急ぐ道の途中の休憩場所という印象しかなく、赤石岳の眺望さえ記憶にないほどです。今回のシニアの山旅は、前泊を付け加えて、ゆったりとした行程の設定で、気持ちとしても慌てることないゆとりの南アルプスの山旅となりました。同行のメンバーの赤石岳に登りたいという熱い気持ちには、言葉に尽くせない感動を覚えました。(SUZ)
椹島の赤石岳登山口からスタートです。

赤石小屋へ山道は続く

朝焼けを迎えた赤石岳

赤石岳を目指す皆さん、気合入っています。

富士見平から見上げる赤石岳は、まだまだです。

花その1

花その2

雲の中でしたが、うれしい赤石岳登頂です。

5羽の雷鳥が山頂でお出迎えです。

赤石岳山頂の山名板たちです。

三日目の朝は、ゆったりと快晴の赤石岳展望を愉しみます

赤石小屋小屋番の高橋さんとともに

赤石小屋食堂にSHC会員の版画が


追記

雲が湧く富士見平からの富士山

小屋前からの朝の赤石岳

赤石岳山頂に向かう稜線の道

コースOSHさん 文OSH・SUZ・ISIさん 写真・ログ SUZさん 提供 投稿【SHC広報K】