天狗岳(北八ヶ岳)B
天狗岳(北八ヶ岳)Bコース 9月定例山行 蓼科山の麓に宿泊して北八ヶ岳の山を巡る
2024年9月28日
天狗岳Bコース 参加者13+2名 西天狗岳到達者11名+1名2024年9月28日
■コース
唐沢鉱泉(8:03)…2,020m小休止(8:35〜40)…枯尾ノ峰分岐(9:07〜14)…第一展望台(10:16)…第二展望台(10:48〜11:00)…西天狗岳(11:48〜12:30)…第二展望台(13:13〜22)…枯尾ノ峰分岐(14:38〜51)…唐沢鉱泉(15:55)
距離:6.66km 累積標高:登り・下り863m 時間:6時間30分(休憩含まず)
9月定例山行は、望月少年自然の家に宿泊し初秋の北八ヶ岳を楽しむ。初日Bコースは、唐沢鉱泉から西天狗岳を13名2班編成でピストンする。天気は当初の雨天予報が良い方向に転び、曇空ながら一日もちそうな気配、却って陽射しがないのは暑さの点では好都合。目標はメンバー全員の西天狗岳山頂到達。
周回のAコースパーティーに続き、予定の8時に唐沢鉱泉を出発。唐沢に架かる橋を渡り天狗岳西尾根に取り付く。シラビソ樹林の下に苔むした石がゴロゴロとした、いかにも北八ツらしい雰囲気の道をゆっくりと登っていくと、1時間程で尾根に出た。ここは枯尾ノ峰との分岐となっているが、訪れる人は少ないのか「荒れている」との注意標識があった。小休止の後、尾根上の道を登っていく。さらに1時間程で2416メートルの第一展望台に出たが、残念ながらガスが掛かり、楽しみにしていた八ヶ岳連峰稜線や南北アルプスの大展望を望むことはできない。ここからは高山らしい雰囲気の道となって、周囲にシャクナゲの木も目立ちだした。第2展望台でストックをしまい、西天狗山頂への岩の登りに備える。いったん30メートル程下った後、目の前に聳える岩の積み重なる斜面を登り詰めていく。両手も使いながらの登りだが、ガスで上まで見えないこともあって圧迫感も少なく、メンバー皆順調に上がれたようだ。
11時48分、予定より少々遅れたが、会山行初参加のSさんをはじめ11名のメンバーが、出発前のAコースメンバーの出迎えを受けながら西天狗岳の山頂に立つことができた。ここでも八ヶ岳連峰稜線の全貌を拝むことはできなかったが、時折、向い側の東天狗のガスがさっと上がり、その姿が望めたのは幸いだった。下山は予想以上に時間を要したが、安全第一にゆっくりと下った。目標とした全員の登頂と、期待した大展望は得られなかったが、久しぶりの北八ヶ岳山行は各々の山行に向けた努力と共に、それに見合った充実したものがあったことと思う。
唐沢高専前で準備体操して出発
第一展望台
第二展望台
西天狗への最後の登り
西天狗岳頂
西天狗より東天狗岳をバックに記念撮影

コース・文(TANさん) 写真(SUZさん)、ログ(TANさん)、投稿【SHC広報K】